適当に

1年に1度くらいの更新です。

僕の考えた最強の2017年楽曲10選

一応去年の10選を貼っておきます。

 

 

清々しいまでに偏っている気がしたので、今年はアーティスト被り、アルバム被りを避けて選定しました。
誰のためにやっているのか謎ですが個人的な2017年の記録として残しておきます。

 

 

青空のラプソディ - fhána

 

 

 

fhána独特のサウンドディスコサウンドが合わさって、これまでのfhánaと少し雰囲気の変わった青空のラプソディ

聴いているととても元気が出てきて、思わずPCの前で踊り出しちゃいますね。

2017年といえば、と言われたら真っ先に挙げるくらい好きです。

 

――1周回った希望を表現する、というと?

佐藤:これは fhánaを結成して最初に作った「kotonoha breakdown」という曲から根底にずっとあるテーマなんです。「人と人はわかりあうことができない」という。特に今の世の中って、過剰に表面的な共感を求めてるようなところがありますよね。でもSNSで「いいね!」をどれだけ押したって、本質的には理解しあえない。でも、逆にそこにこそ希望があるんじゃないか、という。もし完全に分かり合うことができたら、それは自分と他人の境がなくなって、どこまで行っても自分だけの世界になってしまう。分かり合えないからこそ、自分と自分以外の他者がいて、人は孤独じゃなくなると思うんです。時に傷つけあうこともあるかもしれないけれど、わかりあえないからこそ豊かに生きられるんじゃないかという。それが今回の『What a Wonderful World Line』というアルバムのタイトルとテーマにつながってくるんです。

fhánaが明かす、“どこにも帰属しない”スタンスと戦略「すべての場所で浮いた存在になっている」 http://realsound.jp/2016/05/post-7357.html @realsoundjpさんから

 

これはWhat a Wonderful World Line発売の時のインタビューです。

これを知ってメイドラゴンのオファーをしたのかは分かりませんが、fhánaの根底にあるものがメイドラゴンと通じている所に運命的なものを感じずにはいられません。
佐藤純一さん単推しなので、MVのぎこちない動きが好きです。「fhána」と呟いてもいいね!がこなくなってしまったので寂しいです。

 

 

ストーリーテラー - 田所あずさ

 

 

DEAREST DROPとどちらにするか本当に迷いましたが、書きたいことがあるほうを選びました。
現在「タドコロック」と称してロック路線を走っている田所あずささんですが、僕は最初すんなりと飲み込むことができませんでした。

しかし、終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?通称「すかすか」のタイアップが決まり、発表されたDEAREST DROPがあまりに良かったのでボロボロ泣いてました。

タドコロックを経て出てきたDEAREST DROPはタドコロックが無ければできなかったであろう表現や声に溢れていて、この人はずっと前を向いて歩き続けているんだな、といつまでも後ろを振り返っていた自分が情けなくて仕方なかったです。

 

 

それなりってなんだよ。It's my CUE.発売から10ヶ月経ってんぞ。遅すぎないか。
そんなこんなで発売されたSo What?ですが、表題曲であるストーリーテラーがこれまでのタドコロックの、もっと言うとアーティスト田所あずさの到達点であり出発点になっていると感じます。

サウンドも歌詞もとんでもなく良くて、最高!って言って終わりたいくらい好きです。

Hello My Revolutionで「全てが私だって心逸らさないで伝えてゆくんだ」と歌った田所あずささんが、「どんな一つだって自分だから」「どんな正解よりも意味があるって信じてる」と今を全肯定して進んでいくのを見ると、ブレブレだった僕に対して田所あずささんは真っ直ぐ進み続けてきたんだなと、強いなと感じました。

「はじめよう また此処から」「もう一度笑ってさ」と言われちゃうと、ブレブレな僕に語りかけられているようで、自然と涙が出てしまいます。

 

──根がネガティブとは言え、人前に立って言葉を届ける立場にいると、やはり先導する役割を求められると思うんですね。田所さんは性分と求められる役割のバランスをどう考えているんでしょうか?

田所 自分が人に影響を与える立場だとは全然思えないですね(笑)。なろうとも思わないし、なれるとも思えないですし。「みんなに笑顔を届けたい」「みんなに元気を出してほしい」という強い思いを持っている方はすごいなと思うんですけど、私にはそういう気持ちがあまりなくて(笑)。結果的にみんなに楽しいと思ってもらえたらうれしいけど、楽しさを強要しようとは思わないです。逆に一緒に悲しんだり怒ったりはしたいです。ライブでもずっとみんなが笑顔じゃなくてもいいし、一緒にイライラしたり悲しんだりしてくれてもいい。

堀江 ライブ中にイライラするの?(笑)

田所 あはは(笑)。なんでしょうね、わかりやすい“元気の源”とかになりたいわけじゃなくて、いろんな気持ちのときに……勝手に利用してほしいと言うか。

田所あずさSo What?」発売記念特集 田所あずさ×堀江晶太PENGUIN RESEARCH)対談 (1/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー https://natalie.mu/music/pp/tadokoroazusa02 

 

自分でも勝手な解釈だと思いますが、このインタビューを読んでまあそれでもいいかと思いました。
MVの4:09の田所あずささんの笑顔が最高なので見てください。以上です。

 

 

シュガーレス×フレンド - NonSuger(cv.田中美海大森日雅山下七海)

 

シュガーレス×フレンド

シュガーレス×フレンド

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好き。多彩な言葉遊びとカラフルなサウンドが特徴的で、好き。

 

酒井:お洒落で格好いい派手なピアノが印象的なプリイントロは個人的にすごく気に入ってます。あのセクション実は当初予定されていなかったものでした。最初のOAのように「甘くなるのは?」の歌始まりでもよかったのですが、掴みを更にキャッチーなものにしたいと制作中ずっと考えてて、納品間際の土壇場に「これだーー!!」と思いついて足しました(笑)。

 

『プリパラ』史上、最高の言葉遊びと音楽のシンクロ率を目指した楽曲――「シュガーレス×フレンド」楽曲制作陣が甘くない制作秘話を語る!【連載Vol.10】 | アニメイトタイムズ https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1511856721&image_share=9

 

「これだーー!!」が分かりすぎる。

太陽ペッパー役の山下七海さんの歌の崩し方が絶妙で好き。

アニメのダンスCGがめちゃめちゃ可愛くて、一時期シュガーレス×フレンドとま~ぶるMake up a-ha-ha!のCGをエンドレスリピートしていた時期もありました。

 

 

 グレープフルーツムーン - 夏川椎菜

 

グレープフルーツムーン

グレープフルーツムーン

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夏川さんの息混じりの声が最高に合っていて、最高。

ストリングスとピアノが凄く綺麗で曲の雰囲気が完全に出来上がっている。

歌詞も詩的表現満載で、一発で世界に引き込まれる。

グレープフルーツムーンの夏川さんが好き。

 

 

Tiny Tiny - 村川梨衣

 

 

 

グレープフルーツムーンから作詞家繋がりでTiny Tinyです。

歌詞が村川梨衣さんって感じで好き。

1stライブでの初披露を偶然生で聴いていたんですが、Cメロ終わりの「遠くから届く 輝きは...」の部分が加工されていなくて真っ直ぐスカっと飛んできて、とても感動しました。

落ちサビの溜め方が急がず綺麗に展開していく形なのが好きです。実際綺麗なのかとかはよく分かりません。

 

 

Returnee - 悠久のユーフォリア(CV&Vo. 田中美海

 

 

 

11月に初の商業盤が発売された悠久のユーフォリアから。

難しそうなBメロが2番でピタっとハマってブレイクを挟んでサビへ行く所がめちゃめちゃ好きなんですが、文章だと1ミリも伝わらない。

落ちサビの声の振れ方だったりラスサビ前の「ただいま」が最高にキマってる話とかもしたいけど、残念ながら友達がいないので一人で呟いてます。

ユーフォリア楽曲は好きな曲が多くてボイスドラマも良いから試聴だけでも聴いてほしいです。

 

 

うるとら☆まじかる☆りれーしょん - 土間うまる (田中あいみ)

 

 

 

うまるちゃん2期オープニングのカップリング曲。

外のうまると内のうまるは別々の人格である前提の歌詞が衝撃的でした。

2人だからこそ私たちなんだ、ムテキなんだという強いキズナが表現されているの、なんかすごい。

Bメロからサビに突っ込む開放感と「どこまでも届け!私たちの想い」という遥か彼方を焦点にした歌詞がムテキ感を増大させていて好き。

 

 

Will - 水瀬いのり

 

Will

Will

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サビの音符の動き方が好き。 

アルバムのStarry Wish~Will~星屑のコントレイルの並びが綺麗で何度も聴いちゃう。

少し細かい所だと、2サビ前はドラムのフィルがハイハット閉じてサビ入ってるけど、ラスサビ前はハイハットを頭まで繋げてるのがラスサビ~~って感じがして好きです。

 

 

わたしの樹 - 青山吉能

 

 

 

今年一番聴いたかもしれないアルバムから。

「Wake Up,Girls!」ソロでイベント、やらせてください!2017で発売されたパンフレットに付属していたCDです。

WUGの7人それぞれが作詞・作曲家の方にオーダーし、打ち合わせをし、ソロイベントのために作られた曲なんですが、著名な方々が関わっているからか7人のパワーがそうさせたのか、どの曲もやたら良いです。

わたしの樹は、ソロイベントで青山吉能さんがほぼノンフィクションで演じた自身の20年間の軌跡の舞台に沿った曲。

ピアノのメロディもそうだけど、歌詞と青山さんの歌が心の一番深い所に刺さるのが本当に凄いと思う。

前述の悠久のユーフォリア然り恋愛暴君然り、青山吉能ボーカルの心にくる感じがとても好き。

北海道で別のイベントに参加していて青山さんのソロイベントに参加していなかったことが今年一番のつらい事になった。

青山吉能物語、いつかどこかで見たいな...。

 

追記(2019/01/10)

2019年1月5日、WUG5thツアー熊本公演にて披露されました。

青山吉能さんの故郷である熊本で青山吉能物語の片鱗を見ることが叶いました。

わたしの樹を披露する前に読まれた手紙の全文が文字に起こされています。

 

www.animatetimes.com

 

飾らない、真っ直ぐな言葉。

彼女の想いが詰まったこの曲が、どこまでも続いていくといいなと思います。

 

 

FairyTaleじゃいられない - Fairy Stars

 

 

 

ミリシタから。

楽曲でぶん殴ってくる感じが好きです。

グリー版ミリオンライブの終了が発表されたタイミングで先行配信するのめっちゃ熱かった。

この曲でちょっと前を向くことができた気がします。

落ちサビに盛大にかかるギターが割と好き。

 

 

楽曲単体ではなく思い出補正やらなんやらがかかってますが、仕方ないですね。

余談ですが、今年出会った2017年以外の楽曲で一番聴いたのは

Shiny Blue - ゆいかおり

でした。

来年もたくさんの素晴らしい楽曲に出逢えますように。