適当に

1年に1度くらいの更新です。

Wake Up,Girls!5thツアー岩手公演に参加してきました

皆さんこんにちは。

ブログの概要欄に「一年に一度くらいの更新です」と書いたら本当に一年ぶりになってしまいました。

シャオと申します。

タイトル通り、Wake Up,Girls!(以降WUG)5thツアー岩手公演に参加してきました。

以下備忘録です。

記憶が曖昧なため、間違い等あればご指摘頂けると助かります。

 

 

今回記事を書くに至ったのは、岩手公演で披露された奥野香耶さん考案のパフォーマンスが素晴らしかったためです。

今回のWUG5thツアーはPart1,2,3に分けられ、さらに都市毎に違った企画が用意されていました。

特定のメンバーの出身地ではそのメンバーが企画を考えているらしく、今回の岩手公演では奥野香耶さんが務めていました。

昼の部の様子から綴ろうと思います。

 

 

企画に突入する際に「雨ニモ負ケズ」の朗読。

詞が奥野香耶さんの心情にアレンジされ、「サウイフモノニ ワタシハ ナリタイ」から「サウイフモノニ ワタシハ ナル」と改変され締めくくられていました。

朗読が終わるとピアノとひな壇がセットされ、ひな壇に登るたくさんの人の姿が。指揮者と奥野香耶さんもステージに登場し、演奏されたのは「イーハトーヴの風」。

マイク越しの奥野香耶さんの声は耳をすませば判別できる程度の音量に抑えられ、合唱団らしき方たちとのハーモニーが奏でられます(後に合唱団の方々は「イーハトーヴシンガーズ」という合唱団である旨の紹介がされました)。

演奏が終わると、次は言の葉青葉。

2番からはWUGの奥野香耶さん以外の6人も登場し、1階中央通路にて歌っていました。

落ちサビでは「皆さん一緒に歌ってください」との奥野香耶さんの声から、観客も巻き込んだ合唱。

言の葉青葉が終わると、観客はスタンディングオベーション

鳴り止まない拍手と共にコーナーは終了しました。

 

ここから昼の部の感想です。

岩手出身の宮沢賢治作の「雨ニモ負ケズの朗読から岩手出身の方が作詞作曲をし親しまれている「イーハトーヴの風」の流れが、岩手出身の彼女の故郷を想う気持ちが伝わってきて良かったです。

特に「イーハトーヴの風」は合唱団の方々と奥野香耶さんから確かに伝わってくる何かがあり、とても心を揺さぶられました。

故郷への想いだけではない、もっと大きな、様々なもの。

受け手それぞれに感じるものがあったんじゃないかと思います。

流れ込んでくる想いの大きさと深さにただただ圧倒されました。

言の葉青葉は、合唱で披露されることにより「皆」という感覚が強くなったかなと感じました。

何を書いても無粋で蛇足になる感覚しかないので何も書きません。

 

 

 

 

指揮者の方にここまで言わせてしまう空間。

本当に素晴らしい空間でした。

あんなに純粋な気持ちで拍手をしたのはいつ以来だろうか…。

自然発生したスタンディングオベーションが素晴らしさを物語っていました。

 

 

夜の部はWUGの7人のVTRが流れました。

詳しい内容は覚えていませんが、それぞれ東北への想いを述べたものだったかと思います(要加筆)。

7人目の奥野香耶んのコメントが終わった後「夢をつかむ者たちよ、君だけの花を咲かせよう。」の締めで、「旅立ちの時」が奏でられます。

曲の途中(2番?)からWUGの奥野香耶さん以外の6人もステージに登場し共に歌唱。

その後、奥野香耶さん以外の6人が1階中央通路に向かい、言の葉青葉を披露。

夜の部も落ちサビから観客と共に歌い、一連の流れが終わるとスタンディングオベーション

喝采の中、コーナーは終了しました。

 

ここから夜の部の感想です。

昼の部との変更点は「旅立ちの時」。

WUGというユニットは、3月いっぱいで活動を終了します。

そこにあてたメッセージだと思います。

解散するけどその悲しさを上回るくらい笑顔を届けよう」と奔走したこれまで。

「極上スマイル」を核に据えたツアーPart1は記憶に新しいです。

それが岩手では、明確に解散を意識させるものとなりました。

解散が決まってから、ぼくはどこか解散に向かう気持ちを閉じ込めていった節があったように思います。

ツアーPart1は本当に楽しくてあっという間で、気づけば時間の経過によって緩やかに感情が麻痺し、ただなんとなく受け入れてしまう所がありました。

それをしっかり取り扱い、前を向かせてくれたのは本当に感謝しかありません。

前回のブログにちょこっと田所あずささんについて書いたのと似てるんですが、ぼくがグダグダやってる時に演者が前を向いて、言葉だけでなく表現で魅せてくるとたまらなく申し訳なくなると同時に嬉しくなっちゃいますね。

「この人すげえ!!!!!!」みたいな。

いい加減自分で汲み取って解決していきたいんですが、弱い人間なので…。

解散した後にゾンビになるのだけは絶対に嫌だったので、岩手公演はいい機会になったなと感じました。

 

 

 

 

本当に価値のある時間でした。

演者の深い想いがステージで表現されること、そして音楽で感情が届く素晴らしさを改めて感じる一日になりました。

 

 

 

 

 

 

 

昼の部のスタンディングオベーションは何度思い返しても漫画かよと言いたくなるほど圧巻でした。

あんなことあるんですね。

ツアーPart3は半分ほどの参加なので、オタクの皆さんの感想を指をくわえて眺めようと思います。