去年もやったので今年も記録だけ記しておきます。
パレイド - 夏川椎菜
今年はこれ。
2サビ入りのフレーズが秀逸。
エモに溢れた疾走感のあるCメロの土台が2サビ入りから形成されていて、感情の盛り上がりが綺麗。
Cメロの《答え探しメリーゴーランド》と《見ないふりをする方が》の母音の被り方が曲中で天才的に噛み合ってて震えちゃう。
声優アーティストの曲を聴くことが割とあるけど、内面をさらけ出すような詞の曲がとても好きで心に刺さる。
声優の内面の吐露、それ自体が歌となって表現される様は直接的でありながらどこか表現者としての布を纏ったような、アーティストである自身を演じているような不思議な感覚を強く感じる気がする。
以前発売された「ナイモノバカリ」が個人的な夏川さんのイメージとあまり噛み合わず刺さっていなかったが、今回「パレイド」が発売されたことにより補完されてバチバチに刺さる曲に変化した。
「パレイド」で理想の自分と現実とのズレに苦しむ夏川椎菜が「ナイモノバカリ」では未完成を肯定して前に進んでいくの、エモでは?
「パレイド」の夏川椎菜にとって「ナイモノバカリ」は《身の丈に合わないきれいごと》かもしれないけど、「ナイモノバカリ」の夏川椎菜は夏川椎菜が考える最強の夏川椎菜、みたいな。
「パレイド」の夏川椎菜が「ナイモノバカリ」との差を埋めた時、完全体夏川椎菜!みたいな。
適当言い過ぎているのでやめます。
好き。
素晴らしいイベントレポート。
ここまで詳細に書いてある物は初めて見ました。
解放区 - 青山吉能
前作と同じくピアノを基調としながら、バンドサウンドで爽やかになった今作。
音楽の知識が乏しいので具体的な話は分からないが、広川恵一さん!!!って感じがする。
こだまさおりさんが汲み上げる青山吉能さんの心情、至る所から「ああ、よっぴーだなあ」と感じられて嬉しくなる(エスパーオタク)。
青山吉能さんの自分への応援歌、決意表明が素晴らしいクリエイターによってそのまま歌に乗った曲。
《おさえつけた情熱じゃ夢も見れない》
なんて、「なんでこんなに自分をさらけ出してるんだろう」と自分で言うほどありのままを見せる青山吉能さんでは。
ストレートに感情を出す青山吉能さんが歌う自分への応援歌、明日へのエネルギーが貰えるから好き。
解放区が披露された青森でのソロイベント昼の部の僕視点の動画を貼っておきます。
当時は動画をあげる機会を逃しインフルエンサーになり損ねたので、語り部ということでお許しいただきたい...。
ADAMAS - LiSA
なんだかんだLiSAが好きなんだなということを改めて感じさせられた曲。
めちゃくちゃカッコいい。
カッコつけてる人がめちゃくちゃカッコいい時、めちゃくちゃ気持ち良い。
2011年4月、ミニアルバム『Letters to U』をリリース。これから LiSAとして何のために歌を歌うのか。その答えを1曲目の『Believe in myself』に込めた。
《Believe in myself
いつか この曲聴いた 誰かが
今を 愛せたらいい》
アニソンを通して知ったのは愛されることだった。そして、ここまでの道のりで得たものを今度は聞く人に伝えたいと思った。
それは歌での所信表明だった。
LiSA 挫折だらけの半生とアニソンを通して知った「愛される」意味(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181216-00010002-bfj-ent @YahooNewsTopics
これを受けての
《にやついた死神の呼ぶ声がする
「Do you believe yourself?」》
は、聴衆への問いかけとも自分への問いかけとも取れて良い。
アニメOP版のイントロに入っているよく分からない気持ちいい音が好き。
ワン・ツー・スウィーツ - みらい(CV.林 鼓子)
イントロ3秒で絶頂してしまう。
サビに入るフレーズが高まりすぎる。
アニメでは歌詞を考える流れで桃山みらいちゃんが歌う前にさらっと流れるんですが、異常に存在感があって「いや、その曲なに???」と言わずにはいられませんでした。
詞も韻を踏みまくりながらスラスラと流れるような気持ち良さで進んでいく天才的な歌詞で、桃山みらいちゃん何者だよ...という感じでした。
《フワフワ不安な小麦粉(フラワー)でも
サクサクに変えられるよ》
て。いや、凄くない?
ワン・ツー・スウィーツ、Aメロの「自信をドレセ」がアウトロの「C'est(セ) tres(トレ) doux(ドゥー)」にかかってるのか!?!?
— シャオ (@sy_5n) 2018年10月4日
それぞれフランス語で、C'estは「これは~です」、tresは「とても、非常に」、douxは「甘い」といった意味らしい。
こじつけ感がありますが、これもし狙ってやってるなら恐ろしいですね...。
直前の「踊る Odeur(匂い)」もフランス語で韻を踏んでいて、そんな綺麗にキマる?と漏らしてしまう。
作詞家さんって凄いんだなと改めて感じさせられました。
Get over Dress-code - DressingPafe(cv.山北早紀、澁谷梓希、若井友希)
めちゃくちゃ良い曲だけど......俺はCHANGE! MY WORLD!!!!と思っていたんですが、友人の熱心なおすすめで段々傾き、プリパラ×プリチャン オータムライブで完全に堕ちました。
サビでドラムのスネアがリズムを変えて出る疾走感、最高じゃないですか??
2サビ前の一瞬の溜めも落ちサビからのクソエモ展開も大好き。
《これがドレシコード!》
《Dressing パーフェクト!》
て。泣いてもいい?
この曲好き!ってなった曲を調べると松井洋平さんが出てくる確率が異常。
Sentimen-Truth - 大橋彩香
大作!という感じ。
Aメロの空気感とか、音楽~~って感じで気持ちいい。
Cメロが一文で
《心を覗いたら、ちゃんと私がいた》
なの、RED SEEDを受けて聴くと重みが増して良い。
Ray Rule - 石原夏織
Sunny Spot、どれを再生してもすげえ曲ばかり流れるアルバムで終始すげ~~~~って言ってました。
川田まみさんのIMMORALを摂取して育ったので、イントロエモピアノみたいな曲に弱い。
左と右に音を振ってそれぞれ聞こえるのが印象的で、サビのフレーズ後半から左にギターが入ってさらに後半から右にストリングスが入ってボーカルが突き抜けてフレーズ終了の流れが気持ちいい。
カン違いSummer Days - ときめきアイドルproject
コーラスが綺麗で圧がある。
サビの詞の情景描写が独特でクセになる。
なんか、聴いてると爽やかな風が抜けていきますよね。
青春~~~って感じ。取り戻してえな。
Glossy World - マキナX(CV.三森すずこ)
軽快なサウンドもサビの動き方も自然と体が動いちゃう。
とにかくCメロがハチャメチャに好き。マジで好き。
BLUE - エルセとさめのぽき
イントロだけでも聴いてくれ。いやもっと聴いてほしいけど。
サウンドから漂う海の質感、透き通ったピアノ、全く不快感のない男性コーラス、サビの開放感、エモい落ちサビ、ブレイクからのラスサビ転調、どれを取っても素晴らしい。
もっとこの人達の曲が聴きたい。人?
来年の抱負は「アニメを見る」です。
皆様、よいお年を。