湊あくあさんの2周年の集大成のライブを見た。
いや、なんかめっちゃ凄かった。
各曲感想⇒全体感想。
カバー曲を本人の文脈に当てはめるやつの是非は色々あると思うけど、そもそも持ち曲がないので思ったことをそのまま書いていく。
1.オツキミリサイタル
僕の知ってるボカロ曲~~~!!
オツキミポーズで登場した!と思ったらバックスクリーンにNEKO*1が大量発生して笑った。
両足を曲げて飛ぶ青春ジャンプ?が良かった。
最初にオツキミリサイタルを持ってきた意図としては、
「ねぇ、一緒に進もう?
『独りぼっち』を壊しちゃおう、ほら!」
あたりが当てはまるのかなあと考えていた。
🌸祝・ソロライブ決定!!🌸
— 湊あくあ⚓ソロライブ本日開催🌸🌸 (@minatoaqua) July 6, 2020
正直に言うと
私自身、今日まで不安もあったけど。
でも、少しずつだけど!
ちゃんと夢に向かって進んでる!
みんなのお陰で、そう実感できた!
お家でみんなでぱーりないっ🎉
初めてのワンマンライブ🎤💕
一緒に絶対に成功させよう!!!!!#湊あくあソロライブ2020 pic.twitter.com/VM5pzMAjRW
「一緒に絶対に成功させよう!!!!!」という文の通り、一緒に作り上げることを考えていたのかなあ。
2.インドア系ならトラックメイカー
湊あくあさんが出しているカバーの中では一番好きかも。
曲の空気と湊あくあさんが噛み合ってなんかいい感じだよね。
今回のライブを2年間の集大成と自ら銘打っていたので、この辺りで2周年までのキャリアとなった曲は一通り辿るのかなと感じた。
ひたすらバンザイする湊あくあさんかわいい~~~
3. ふわふわ時間
湊あくあさんはけいおん!のオタクで、自身の配信でも度々歌っていた曲だったので実際に3Dで見れていいね~~~となった。
湊あくあさんめっちゃけいおん!似合うんだよな。
4.ダダダダ天使
急にめちゃめちゃ演出頑張って歌詞がバンバン出てきてびっくりした。
少しPVっぽくはなってたけど、ステージに華が出るし演者には被ってないしアップのカメラが多くなるしいいことづくめでしたね。
「本気をだしたら飛べますが?」の湊あくあさんの表情、最高だったな...。
この曲と湊あくあさんのパーソナルの被せ方がうまくて、こういうカバー好きだな~ってなる。
「深夜のネトゲがやめられない!」\オレモー!/
5.私、アイドル宣言
ステージチェンジがあり、キービジュアルのドレス衣装を纏いながらお城のステージから登場。
湊あくあさんが自分のステージを持ってライブしてるのエモ~~~!!!
湊あくあ3D初期の配信で「目標達成数に応じてプレゼントがあります!」といった企画があり、その中に湊あくあ用のステージが含まれていた*2。
当時その提案はとても魅力的だったが達成困難なものが多くテンプレ路線で進んでいったため、自身のステージ獲得には至らなかった(〇〇秒以内に腹筋30回とか、無理よね...)。
それを踏まえてこうして初めてのソロライブの場でステージを提供されると、実力と実績で掴み取った場だな~~~となって良い。
ホロライブ1stを繰り返し見続けていたので赤井はあとさんが歌ったイメージが強かったけど、イントロからバッチバチのダンス決められて完全に死んでしまった。
あんなの全人類恋するでしょ。。
この辺りからダンスが本格的になり、練習してきたねえ~~~と嬉しくなっちゃった。
動きの特徴がめっちゃ可愛くて絶叫しか出ない。
ハニワ文脈は各地で擦られている印象だけど、擦られているだけあって順当に刺さる。
6.君色シグナル
うお~~~~イントロ好きだ~~~~!!!
「何も持っていなかった私に 君がくれたココロのカギは」で死んだ。
>あくあ 自分にはアイデンティティになるようなものが何もないと、ずっと思っていて。全部のことが人並みか、人並み以下。「自分といえば!」と思えるような得意なもの、飛び抜けてできるものが何もなかったんです。だから、何かが欲しいとはずっと考えていました。唯一、私にもできるかなと思えたのは、何か一つのものにのめり込むことくらい。その中でも一番のめり込めるのがゲームでした。だから、もっとゲームを頑張ってみようと思ったんです。それまでやったことのないゲームにもいっぱい挑戦して、みんなに「上手くなったね」と言ってもらえるように、配信として楽しんでもらえるレベルまで上手くなれるように(配信外でも)頑張っていたし、今も頑張っています。
バーチャルアイドル 湊あくあ、初めてのソロライブ開催「ホロライブに入ってから、少しずつ変われた」 - エキサイトニュース https://www.excite.co.jp/news/article/E1597893316383/ @Excite_Reviewより
度々本人の口からも語られているが、周りからゲームが上手いと言われる湊あくあさんの源泉はここで、ファンへの想いが原動力になっているここを乗せられると絶命してしまう。
君色シグナルに自身とファンの夢の構図が乗ってるのも好きだな。
7.桃色片想い
ホロライブ1stでも披露した桃色片想い。
指差しが可愛すぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!
桃色片想いの選曲理由がホロライブ1stの頃からイマイチ掴めていなくて、あくあ色であることと湊あくあのイメージに合うラブソングであることくらいしか思い当たらない。
配信の拾い漏れがある気がする。。
この曲がEDに使用された推し武道を見れば分かるのかなと考えているが、FOD独占のためdアニメストア顔でスルーしている。
いや、"武道館"の夢を示しているのか?
ここの解釈は他のオタクの話聴きたいな~
8.アイマイモコ
水瀬いのりさんのオタクである湊あくあさんのアイマイモコ~~!
冒頭で「すき♡」を書かれて完全に好きになった。
湊あくあさんのイメージって個人的には桃色片想いみたいなラブソング寄りだったけど、こういう爽やかミドルテンポ楽曲いいな~となった。
個人的にCメロの詞が刺さった。自己満足の誠実を気にしがちなので...。
9.プラチナ
プラチナめちゃくちゃいいな~~~。
プラチナ聴く度にめっちゃ好きだ~~~って言ってる気がする。
プラチナ、研ぎ澄まされた詞とA,B,サビと隙がなく全部感情揺さぶってくるのがすげえ。
歌い切った後の暗転前に両手を抱きしめていたのが印象的で、そういうパフォーマンスに弱い。
10.Baby Sweet Berry Love
この曲のことよく分からん...。
小倉唯ちゃんかわゆ!以外の視点で聴いたことがなかったので、湊あくあさんかわゆ!しか出てこなかった。
11.Fantastic future
え、アイドルダンスする湊あくあさんかわゆ...。
ダンス良すぎる~~~~~と絶叫していた。
いや本当に良い...。
12.fancy baby doll
世界一かわいいよ!を気兼ねなく言えるの嬉しいね。
この辺りの楽曲群、配信で聴いた覚えがあったので晴れ舞台で見れたのが結構嬉しかった。
13.Ready Steady Go!
恥ずかしながら水瀬いのりさんの知識がアイマイモコで止まっていたので「聴いたことあるな~」くらいの認識だったけど、めっちゃ良い曲でビックリした。
「きみと憧れてたあの夢」、あの頃冗談混じりで話していたところからなんだよな。
俺が2019年4月の湊あくあ接近で言った「武道館行くぞ」の頃は配信で冗談のニュアンスが含まれながら度々本人が口にしてたんだけど、気づいたら複数人が武道館を挙げるようになって、夢から目標に変わりつつあるなあというのがホロライブ1stの感想です
— シャオ (@sy_5n) January 24, 2020
古参じゃないのに古参アピしたくてウズウズしちゃった。
2019年の夏コミで販売されたファンブックのインタビューでも「目指すは武道館でのワンマンライブ!」と言っているのに「湊あくあ 武道館」でツイッター検索するとオタクのツイートが全然引っかからなくて、もしかして意識しているの私だけ?となっている。
14.Ubiquitous dB
いいねえ~~~~!!!
カバーでアップロードされた動画のクオリティが高くてかなり好きなやつ。
今回のライブでもバックスクリーンで流れていてクソ高まった。
湊あくあさんがUbiquitous dBを歌って踊るのを見れると思ってなくてマジで最高。
オーディナル・スケールの記憶が曖昧になってきたからもう一度1期から見て最高になっちゃおうかな...。
15.ファンサ
湊あくあさん、LOVE...。
ファンサ、擦られすぎてなのか固有のエモさを感じるには少し難しい心境になってる。
僕が前に書いたクソキモお手紙も何度も読まれてんのかな、それはそれで複雑だな。
16.あくあ色ぱれっと
湊あくあさんが湊あくあさんの衣装とステージで湊あくあさんの楽曲を歌っている光景で茫然としちゃった。
追いかけてきた2年は短かったけど、オリジナル曲を手に入れるまでの2年は長かったかな。
以下、全体の感想。
顔が良くて動いているのを見るだけで楽しいのに、パフォーマンスが高くて最高。
特にステージチェンジ以降のダンスには目を見張るものがあると思う。
以前の「かわいいね...」スタンスでいたら、歌って踊るアイドル像を見せられた気持ち。
ライブが刺さった大きな理由であるダンスについて、前からダンスを頑張っている旨を本人やメンバーが話していて、そこが実っているのも良かった。これは先入観があるかもしれないが。
期待していたオリジナル曲がしっかりと発表されたのも良かった。
正直ここで発表されなかったらちょっと病んでたかもしれない。
自分にVRライブ適正がないことはこれまでのライブ視聴経験から明白だったけど、今回のライブは初めて『ライブ』だな~~みたいな感覚があった。
なぜかは全然分かりませんが...。
演者パワーだったり、最初に3Dを披露した時に折れていた足がガラスの靴を履いて優雅に動いていることや作画すげ~~~と言いたくなるほどのモーションキャプチャの精度だったりの3D技術の飛躍的な向上だったり、演者への好意的感情からだったりしたのかもしれない。
VRライブのVR演出といったら空を飛んだりオタクが投げた花(投げ銭)がステージに突き刺さったり(?)自分の好みとイマイチ合致しなかったが、ライブステージの演出程度の主張でしっかり機能していたのも大きいかもしれない。
あの曲数とダンスをモーションキャプチャ用機材を身に纏いながら短いスパンでガンガン回していくのが現実的かと言われると微妙だけど、「その辺の細かいところの追及、本当に必要?それは本質?」となるくらい空間に入れて楽しかった。
ライブのパンフレットも届いていないし、アニメディア9月号のインタビューも読んでないし、まだ感情は変わりそうだけどとりあえず。
武道館でのワンマンライブ、見たいな~。