去年はサボったけど割と後悔しているので書く。
自分のブログ、好きなもののことしか書いてないのでたまに読み返すのが楽しいんですよね。
星座になれたら - 結束バンド
2022年最後にデカい爆弾がきた。
アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」を見ていない人はブラウザバックして今すぐ見てきてください。
ちなみに原作未読なので適当言ってたら見逃してね。
シャレたメロディと動き続けるベースと喜多ちゃんボーカルのインディーズ感が良すぎる。
落ちサビ、特殊なことをしてないのにバカほど映えてるのヤバいだろ。
劇中の落ちサビで空を見上げるぼっちちゃんで達した。
印象的なのは詞で、韻を踏むのを繰り返していてもくどくなく、
言葉の合わせ方が好き。
1サビ最後の
『つないだ線 解かないで 僕がどんなに眩しくても』
が「僕」なので色々妄想をしているが、誰か正規の解釈を教えてください。
以下、妄想。
ぼっちちゃんが作った詞は当然バンド内で検討されるわけで、
ぼっち視点で書かれた詞を喜多ちゃん視点で話が通るように喜多ちゃんが修正したのかなと。
後半にほのめかされ続けていた喜多ちゃん→ぼっちへの感情が、
12話のこの曲で表現されているのでは。
現在の喜多ちゃんを見ているぼっちの詞と未来のぼっちを見ている喜多ちゃんの感情がどちらも乗っていて、天晴れ。
喜多ちゃんはぼっちの詞に乗った感情も汲み取っていて、自分だけでない感情を背負って歌っているんですよね。
劇中ではぼっちちゃんのトラブルに対して喜多ちゃんがアドリブソロでつなぐシーンがあるが、上記の解釈をしているのでマジでデカすぎてめちゃくちゃになった。
ぼっちリスペクトの弾き方をしながら
『みんなに見せてよ。本当は後藤さんは、すごくかっこいいんだってところを!』
は絶叫でしょ。
ぼっちからは、他のバンドメンバーからは見えない喜多ちゃんの悩み、葛藤が隠れて歌に乗るの良い...。
ぼっちちゃんから提示された「星」に対して喜多ちゃんが1サビで投げかけていて、
それに対してラスサビの
『つないだ線 解かないよ 君がどんなに眩しくても』
がぼっちから喜多ちゃんへのアンサーになっている、みたいな見方もできそう。
外向的な喜多ちゃんが内向的な後藤ひとりの詞を落とし込んで歌になることで、
喜多ちゃんの深みが生まれるんだよな...。
キタチャン...。
『ギターと孤独と蒼い惑星』が特に好きで5話以降ずっと聴いていたけど、
アニメが進むにつれて捉え方も変わってきて
これまでの曲に喜多ちゃんの感情がどこまで反映されてるか気になってきた。
『眩しい 眩しい そんなに光るなよ
わたしのダサい影が より色濃くなってしまうだろ』
↑デカすぎんだろ...。
リリックビデオ、めちゃくちゃ良い。
楽曲の即ストリーミング配信然り、こういう展開を一番ホットな時間に出されると良いアニメだな~って感情が増す。
邦ロックを絡めた解釈のブログ。
ぼっち・ざ・ろっく!はアジカンから多数ネタを拾っているなど邦ロックシーンと繋がりが深いが、
これまで邦ロックは偏った聴き方をしていたので全然分からずインターネットの解釈・解説が助かる。
ミラーガール - エルセ, somunia & USAGI Production
2022年で最も聴いた曲らしい。
somunia氏の声の使い方が、ただひたすらツボに入った曲。
それ以上言うことないし、それだけで2022年一番聴いてる。
単純に基となる声が好きなのもあるけど、音の切り方が芸術的。
コラボ楽曲で、詞でなにかしてるっぽいけどにわかなのでUnderWaterしか拾えない。
UnderWaterは深海から"きみ"を待つ絶望と希望の曲で、
2番Aメロで深海に対して語り掛けるのがUnderWaterで待っていた"きみ"になってるんですよね。
一方向の視点で語られたUnderWaterに対して、
同じく一人称で鏡の向こうへと想いを向けるミラーガールの一部分でアンサーを出すのは綺麗だなと思う。
『海の底 待ってる次の音 終わらない夏の日と』
でパートを区切って
『君のこと』
をsomunia氏が歌ってるのオシャレ。
『聴こえる?under water』
然り、解釈が通るようにパートが分けられてるなあと。
余談ですが、somunia氏の目指す方向性とはおそらく少しズレてるんですよね。
いわゆる思春期のようなものをちょっと感じてもいて、
転送装置を使っていろいろある種の反抗期じゃないですけど、
可愛いだけじゃないんだよというのを今見てくれている人たちに向けて、
カウンターパンチを出すような感覚があったので、
わかりやすく方向転換をしたっていうのもあるのかなって思ってます。
自分はtwinkle nightやミラーガールのような『可愛くってポヤポヤしてるようなイメージ』に高まりを感じているタイプかなと思う。
とはいえ他の方向性が嫌いなわけではないので、ゆっくり自分の感情と擦り合わせていきたい。
モンダイナイトリッパー! - 名取さな
全体的にオーラがヤバくて恐ろしい。
1サビ、凄すぎて怖いよ。
名取さなのキャッチーな声とはっきりした発声と色のついた声色と気持ちのいい崩し方が全部乗って本当に凄い。
去年アマカミサマで大泣きしていたのに2022年もバケモン楽曲生み出すの、ナニモンだよ...。
イントロの7拍子×2→3拍子×3?の37繋ぎ、趣がある。
詞の解釈は他の人のブログにお任せ。
暗い面もある解釈だけど、そもそも初期の方向性からバックボーンを匂わせる作風があったので飲み込みやすい。
Vtuberで"物語"を感じることが難しくなってきた昨今で表現者として立ち回ってくれるの、嬉しいね。
Darkness sympathizer - LizNoir
俺は一生Q-MHzにめちゃくちゃにされるのかもしれない。
スフィアの楽曲もある程度聴いてきたはずなんだけど、声質にこんなに親和性あったんだと再認識させられた曲。
豊崎愛生さんのハマり方ヤバいだろ。
こんな曲を摂取し続けて育ったら他の楽曲で興奮できない体にされちゃう。
ラスサビ、繰り返される「Darkness sympathizer」の音程を目指すように豊崎愛生ボーカルが登っていって一つになるの本当に絶叫だよ。
イントロ、左右のギターソロから楽器が集まって始まるのも物語性を感じて良いですよね。
アイドリープライドエアプなのでこのくらいの表現で留めますが。
あと、ジャケ絵が非常に良い。
アプリゲームに戻りたくない気持ちがかなり強いんだけど...アイドリープライド始めなきゃダメですか?
♪Q-MHz
M02「Darkness sympathizer」作詞・作曲・編曲担当
「流されてどうするんだ 誇り持って愛したいんだよ」
LizNoirの芯の強さを表現するべくクールなリフでどこまで引っ張れるかを狙ってイントロAメロをデザインすることから曲作りを始めた。真剣に人を愛し、真摯に向かい合う。そんな情熱がLizNoirには似合う。口先だけの馴れ合いではなく、お互いの存在を受けとめる。そんな恋といつか彼女たちが出会えたら、さらに強い曲が歌えるようになるのかもしれない。
2サビなし構成、意識的に反応するようになっちゃった。
キャラメル・デビル - 夜空メル
萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え
萌えだ...。
サビ最後のキスのタイミングが独特で、脳に残り続ける。
2番Aメロの『君のうしろ』で高まってからドラムのリズムが変わるの見透かされてるようで悔しいよ俺。
2サビ前『狂っちゃうくらい 君といたい』の「ちゃ」の歌い方、この曲をゴッドソングたらしめている理由。
パレオトピア - 水瀬いのり
異質。
完全主観の話だけど、
この人だからこそ、みたいな曲ってたくさんありそうであまりなくて、
アイデンティティの確立は難しいイメージを持っているけど
パレオトピアはそれに近いかなと思う。
(歌いこんで自分の核としたような曲とは別で、曲単体の話?)
二面性を説いた情景描写が多く含まれる詞で、
やっぱりこういう詞に弱いな~って感じ。
『同じ空を 背中合わせで 僕ら見ているよ
虹を見ているよ』
がCatch the Rainbow!を見ていたらいいなと思っている。
『ずっと探してた わたしの歌を みつけたよ
さぁ! 目を合わせて 一緒に歌おう』
なんだよな。
今めっちゃ適当なことを言っています。
今年は水瀬いのりさんのライブに初めて行ったけど、
横アリを埋める規模になっても等身大で飾らずまっすぐなライブで、
あの頃と変わらない所と、大きく変わった所と、何もかも全部ひっくるめてやっぱり水瀬いのりさんは最高でした。という感想。いつか火星とかでライブしてほしい。
— 大地葉(たいち よう) (@Taicho_Taichi) October 1, 2022
言語化うますぎ声優に言いたいこと全部取られてます。
Sweet Surrender - 螢(CV:大橋彩香)
しつこくシャインポストを見ろと言われて1話をつけたら大橋彩香さんの歌が流れて椅子から転げ落ちた。
落ちサビが展開も歌詞もマジで芸術。
『そう、輝きの意味は
キミしか知らない もっと強く
手を伸ばして』
Rest in Peace my Dear - 藍月なくる
Indigrotto、2022年でもかなり好きなアルバム。
こういう曲に弱い。
多分この感性はカガリビトのカバーを一生聴いていた過去からきていると思う。
2022年、個人的には藍月なくるさん無双だったんだよな。
ソワレ - 星街すいせい
星街、10選書く度に登場するんじゃないかって緊張感があるな。
サビ前のギターの音色がヤバくてめちゃくちゃ体が動く。
『拝啓、ソワレ
君へ詠み継がれる
僕たちの物語』
かっこよすぎる。
星街、特別な感情はないけど最強のクリエイターたちをバックにつけてハチャメチャやってほしい気持ちがある。
エボ - La prière
5歳になっちゃった!
全部しょうがないな。
Spotifyのすごいプレイリスト
2022年リリース女性声優アーティスト全曲 - playlist by xxxXephyr | Spotify
途中で力尽きた。
2022年は8割くらいSpotifyのDaily Mixで過ごしてきたけど、
やっぱりそこを起点として掘りにいかないと広がらないなと痛感したので
2023年は能動的に動いていきたい。